クロノクルセイドの感想

やっちまった!やっちまった!やっちまった!やっちまった!
なんですかこのBADENDは!救われない終わり方は!
というのが1回目の感想だったが、2回目を見てみる。以下感想
 Aパートはレミントン牧師が主役(笑)なんだかんだいってこの人は全部関わってるな。ある意味でレミントンが罪を償っていく決意を示した感じ、
あとヨシュアが小説の内容を言ったときに君が望む永遠のデジャブがあったのは気のせいか?(笑)
 Bパートの初めはクロノとロゼットの最後の時の過ごし方、「死にたくないよ」というところはかなりいいと思った。ただその後抱き合ってるだけじゃなくてクロノは何か一言言えばよかったのに、まあ「ありがとう」といった後に手を強く握り返したのが返事なのかもしれないが。
その後の展開がおそらく批判が多くなるところだと思う、というかこの時点で何をやろうとかならずBADENDになるんじゃないかと思うんだが。
歴史的事実と関連させるのは1920年代のアメリカを舞台としているのだから間違いではないのだけどね、なんか今までまったくなかったのにいきなり入れられれば何これ?となるわけで。
 あといきなりバチカンに変わったときは何がしたいのかまったくわからなかった。日付まで付いてるしと思ったらこれも史実から取ってきたのね。
 ところでアイオーンの望みって以外とクロノにやられることじゃなかったのか?αにしてΩ、始まりにして終局って言っていたが、クロノにやられることによって人間の欲望そのものになることだったのかもしれない。人の欲望が生み出す永遠だと言っていたしそれなら聖なる場所であるはずのバチカンに登場しても意味が通る。それにもう試みは終わったと言っていたし。
 ただそうなるとクロノたちは完全にアイオーンに使われたことになり、まったく救いがないという話に。そして神は残酷を通り越してアイオーンのほうに地上の存在意義を認めたことになる。いや逆か、人間の欲望そのものになったアイオーンはもはや神のもとにいくことはできない、だがクロノやロゼットは神が早く自らの元に呼び寄せたかったのかと考えてみる。用は神はアイオーンを神界から追放したと。神にとって地上はあくまで掃き溜めだということか。
 
これ結論をいうと「地上に救いはなくただ欲望があるのみ」か、確かにこの終わりかたは微妙だ。アニメにしてはかなりの鬱エンドだ。