政治学16
3-2-3「豊かな社会」の到来とその社会的影響
日本は1960年代に高度成長期を経験する。その経済成長率を挙げると
1956-60 8.85
1961-65 9.01
1966-70 11.01
1971-75 4.34
日本ほどではないが欧米も経済成長がある。
ドイツ フランス イギリス アメリカ 日本
1961-70 4.7 5.6 2.7 4.6 10.4
1971-80 3.3 4.0 2.2 2.8 4.6
1981-90 1.7 2.3 2.1 2.8 4.7
このことによって主要先進諸国は1960年代の終わりまでに「豊かな社会」の到来を迎える。
経済成長によって、生活水準が上昇し
教育機会の拡大、それによる
情報量の増加
労働力構成の変化
地理的・社会的(階層間移動)流動性の増大
都市化によるライフスタイルの変化
などさまざまな面で政治が変化することになる。(社会的クリーヴィジが変化するなど)