萌えについて

妹萌え編〜

12月1日の日記に書いたように萌えを具体的なことから考えてみようと思って友人と対談したので内容を公開します。(友人には内緒ですがw)
基本的に対談方式です。私→友人A→私と繋がっていきます。ちなみに友人Aはプライバシーの問題があるので私たちのグループの中で唯一妹萌えがわかる人とだけ言っておきます。

妹萌えについて思う存分語下さい」*1
「要は、男として妹は守ってあげたい「かよわい」存在だと思うのですよ。例えば守れられるだけでは物足りず、かといって、守るだけではダメ。そんな微妙な立ち居地が妹ではないかと」
「じゃあ具体的にどういうタイプが好き?」
「そうだねぇ。あくまで妹という存在に拘るなれば「千影たん」「衛たん*2」は無論。+αをするならば守り、守られると言う点では「秋葉さま*3」もso good!!(・∀・)」
「保護欲がそそられるというのが一つのファクターであるということだね。では上記したキャラがたとえ年上(姉)だったとしても萌えたでしょうか」
「「千影たん」にはクール&ミステリアス「衛たん」にはボクっ子。「秋葉様」には超強気。妹概念をとっぱらっても。十分な実力があるではないか」
「つまりあえて妹である必要はないと?ではなんで妹に拘る人がいるのか*4
「上の三名は無論だが、「妹」が付加要素に過ぎん場合もあるだろう。ただし、「妹」を全面に出さなければストーリー上立たないキャラもいるだろう。ついでに「妹」に拘る理由は「現実との離反」を求めるためだと思うがね?中には妹属性を否定するものも多い」
「それは俺だあぁー*5うほん、妹はあくまでファクターであってよほどのことがない限りそのキャラのメインにはならないということはこっちも思う。あと現実の離反は俺はあくまで妹はファクターであって兄(男)に近づく1要素としか考えていないから「現実との離反」=「リアルの妹との違い」を求めるまでとは…*6
「俺とて、けっして「妹」がメインのキャラがよいとは言わぬ。むしろ、そんなキャラは点数低い。だが現実との離反は萌え全体に言えることではないか」
「確かに萌えは一般的には(はてなの定義にも書いているとおりに)2次元において現実からの離反とされる。いわゆる偶像崇拝となるのだが、実は萌えの中で性的ニュアンスが含まれているものがある。つまり少なくとも一部では性欲という一般的なものが存在していることになり現実との離反と性という面では適さない。ただし、2次元と3次元、実際の女性との乖離という面においてこれ以上ないというくらい適しているのだがw」
「結論として俺の中ではあくまで「妹」は付随的要素に過ぎんよ。まー週刊わたしのおにいちゃんがネタの元ということも…」
「同意。妹そのものがレゾンデートルではそれはリアルの兄妹関係となんら変わりない*7ところでこれはこのまま「年下」にも適用できると思うのだが何か意見は?」
「だが、「妹」には「年下」にできな最強の要素があることに気付いたよ*8
「そ、それは…」
「悲恋!決して叶ってはいけない恋という間柄さ!」
恋風で平気な顔して喰ってましたが?*9
「イレギュラーもって来るなよ(;´А`)」
「ま、まあ一般的には非恋だな(汗)でもそれはただの倫理的な問題であって決して恋風みたいにならないわけじゃないと思うのだが」
「だが、やはり兄妹の基本は非恋だね。開き直るくらいなら*10結果は他人でしたー!にすればよくないか?」
「血のつながってない〜ってやつね。倫理的な問題を全てなくしてくれる魔法の設定(笑)でも非恋の方がまともでいいね*11
「結論として妹か、そうでないかという面についてでしかウリがないなら期待もせんな」

結論
妹萌えというのはあくまでそのキャラクターを構成するファクターであって
それ自体が一番重要なことになるのはまずないと考えられる。
そしてあったとしてもそのキャラが魅力的=萌えになるかどうかは非常に疑問である。

異論・反論・感想などあったらどうぞ。なお今回このような妹萌えを批判するような結論になってしまったのでもし妹というのが大事なことなんだ!というお人がいらしたらどうぞその熱い思いを書き込んでくださいませ。






しかしこんなこと書くのに時間をかけすぎているからドラクエやる時間がなくなるんだよなーもうすぐガンダムVSZガンダムも発売になるのに……

*1:たいした意味はないのに互いに敬語

*2:ともにSister Princess

*3:月姫

*4:この時点で結論が実は出ているし十分な実力があるというのが友人が妹に拘るタイプではないということがわかっているのでこんなあいまいな質問になったことは察していただきたい

*5:実は妹萌え否定派。理由はリアルで妹がいるから

*6:実は友人にも妹がいることから友人が妹萌えをわかることをちょっと皮肉って言っていたりする。もちろん反論していることも考えて言っている

*7:要はあくまで妹という存在であり。そこに萌えの入り込む余地がないといいたいわけである

*8:実はこの時彼は非常に得意満々な顔してました

*9:あえて言う必要もないか……文脈で推してはかるべし

*10:さりげに恋風批判w

*11:最近の実の妹でも全然平気!という風潮に警鐘を鳴らしてみる