機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第40話 黄金の意志

しかたがない陣営と仕方がなくない陣営に分けた。シンは仕方がない陣営にしては優しすぎて、どっちつかず……というわけだ。でもアーサー君は?
このオーブの国の対応がシヴィリアンコントロールが最悪の形で具現化した例だということを考えると日本の問題点がわかって面白い。
カガリの言葉が届かないのとセイランの言葉が届かないのは同じ理由で、時流でないからというだけである。時流って大事だね。
やはりシヴィリアンコントロール専守防衛の最悪のケースだといえる。自由裁量が与えられず命令を待つだけの訓練を受け続けている側が優秀でも命令を与える側が優秀でない場合このようなことが起こる。これに強力なリーダーシップが現れればいいがこんなことって一部であっても全体じゃまずないと思う。
「ユウナ」というカガリの一言から続く一連の話が今回の見所だな。特に殴る将官のシーンが明らかに小気味良い。がこれ、私的制裁に見えるな。拘束に殴る必要はないし。