批評(SEED DESTINY)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第43話 反撃の声

何が欲しかったんだ?というアスランの言葉あたりの回想の使い方はいい使い方をしている。
ユウナの死に様は普通移らない一般人そのもの死に方だったな。
潜水艦を旗艦するのは通信の効率からいって明らかにマイナスだと思う。そして潜水艦というのが水中で進むために極限まで余裕のない設計をしているため攻撃されれば撃沈されやすいし。
脚本だと思うが本当に夕日が好きだな。日中と夜を現実と得たいの知れないものと捉えその境界線として夕日を使っているのを、ネオの記憶と今は思い出せないムウの記憶と対比させているんだな。で、共通点は同じ人間が好きだと。
共同声明のハッキング戦争は予想ができたが見せ所がわかっているやり方だったな。つーかなぜロゴスはこれをしなかったかと……

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第44話 二人のラク

してやられたり感のデュランダル。怒った時に人は本性を現すというのをやっているのだろう。
レイの論理が非常に正しく聞こえるな。嘘か本当かの基準は自分が信じたほうだといっているわけだ。その後のデュランダルがいればそれでいい発言はいらなかったが。
とはいっても、自分が信じたほうだといっていながら実際は信じさせられた場合についてあえて考えてないことにしているのが印象操作に見える。
プラントが攻撃を受けて段々デュランダルが人間らしくなってきた。そうすると嫌な人間化してくるのがこういうアニメの常識なわけで。
さてレクイエムといえば明らかにヤマトが元ネタでスタッフがヤマトが好きなのがよくわかる。ガンダム作らずにヤマト作ったほうがいい作品になったのじゃないのか(笑)あ、なんかこのスタッフの作る戦艦マンセー作品が見たくなってきた。
ディスティニープランの話で興味深かったのはアスランの諦めとかそういう話ではなくネオの「無駄なことはしないのか?」の一言で、これがディスティニープランの最大の欠点だろう。それをネオに言わせたのが驚きといえば驚き。